【コロナ水際対策緩和?】2022年3月1日にドイツから日本に帰国してみた

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追記(2022年3月2日22:46ごろ):
先ほど外務省からドイツからの帰国者に関する新たな水際対策の緩和情報が発表されました。

以下ホームページから引用
アラブ首長国連邦、アルバニア、イスラエル、イタリア、英国、オマーン、カナダ全土、デンマーク、ドイツ、ノルウェー、ブラジル(サンパウロ州)、フランス、レバノンからのすべての入国者及び帰国者については、これまでは、検疫所長の指定する場所(検疫所が確保する宿泊施設に限る)で3日間待機いただき、入国後3日目に改めて検査を受けていただくこととしておりましたが、令和4年3月3日午前0時からは、入国時の検査で陰性と判定された方については、検疫所長の指定する場所での待機及び入国後3日目の検査を求めないこととし、入国後7日間の自宅等での待機をしていただくことになります。

詳しくは下記のページからご確認ください。
> 外務省ホームページへ

以下の記事は2022年3月2日までの情報となり最新のものではない可能性があるため、詳しい情報は各自、外務省や厚生労働省のホームページをご確認ください。




◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



皆さん超お久しぶりです、

ワールドジャンパーのAsamiです。


前回の更新からほんとに時間が経ってしまいましたがコロナ禍でも元気で楽しく、まだまだドイツで生活を続けております。



前回大学出願についての記事を書きましたが、まだ結果をこちらのブログでお伝えしておりませんでしたね…


結論から言うと……



なんとドイツのポツダムにある大学院に合格してデザイン関係のお勉強をしております!!



そうなんです、無事に合格しました

ほんとに面接とか引っ越し準備とか大変だったけど、現在充実した院生生活を送っています。

詳しい事は後々ブログに別記事としてあげますので楽しみにしておいてくださいね^^








とまぁこんな感じで近況報告でしたが、今回の記事のメインテーマは3月1日から緩和された日本のコロナの水際対策に関してです。



現在、私は大学の春休み期間を利用して日本に帰国しております。

2022年3月1日、つまり昨夜東京の羽田空港から日本に帰国し現在東京にあるホテルで待機の中、この記事を執筆しています。



入国の時にドイツでいろいろ調べて行ったのですがあまり欲しい情報が書いてあるウェブサイトなどを見つけられなかったので、こちらの記事で入国の際の流れなどを詳しくシェアできればなぁと思います。


これから2022年3月以降に日本への帰国を考えている方、もしくは日本到着後機内の中でこの記事を見つけた方もどなたもぜひ参考にしていただけたら嬉しいです。

それではスタート!



私のワクチン関係のステータス




ワクチン接種歴:
2021年7月にジョンソン&ジョンソンjohnson and johnsonのワクチンを摂取済み
2021年12月にビオンテックBiontechのワクチンを接種済み


コロナ感染歴:
なし


こちらは2022年3月1日時点の情報となります。詳しくは最上部の外務省の注意書きをご確認ください

2022年3月1日からのコロナ水際対策の緩和に際し、1番大きく変わった点が下記だと思います。

コロナのワクチン接種の条件を満たしていれば政府指定の隔離施設での強制隔離なしで公共交通機関を使って自宅に向かうことができる。
※ワクチン接種の条件によっては自宅での隔離は必須ではなくなる。
※自宅での隔離が必要となり国内線を含む公共交通機関を使って自宅に向かう場合は空港でのコロナの陰性判定の受け取りから24時間以内。



今回の規制の緩和は日本の空港に到着後さらに長距離の移動が必要になる地方民にとってはかなりありがたいですよね。

さらにワクチンを3回接種(ブースター)した方については自宅待機すら撤廃されることになってるそうで。

詳しいワクチンの接種条件については下記のウェブサイトをご覧ください。
(パッと検索結果に出てきたページなのでアメリカの大使館のページになってますが…汗)

https://www.houston.us.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00328.html



つまり私の1回目のジョンソン&ジョンソンJohnson and Johnson+2回目のビオンテックBiontech(ファイザーと同じ扱いになるそう)のワクチン摂取だと入国直後に公共交通機関を使ったり空港からでることが可能なのです。



ただし!

今回私は三日間の隔離施設での待機を選びました。


主な理由は下記の3つ

・万が一入国経路の途中でコロナに感染しているのに検査で陽性反応が検出されなかった場合、家族にコロナをうつしてしまうのが怖い。(テストで検出できないなんてこんな事はありえないのかもしれませんが…)

・入国からコロナテストを行ったのち結果が出て公共交通機関の利用ができるまでに何時間かかるか分からないため、その後の国内線チケットもしくは新幹線の予約等ができなかった。

地元が愛知県なのでその後移動すると到着が深夜になってしまう。長距離の移動後その体力はない…

あと、空港のそばのホテルを取ることも考えましたが水際対策の緩和後の詳細な情報もまだ発表されていなかった状態なので、1番確実に寝床が確保できるのは政府の隔離施設だなと思いました。

・ジョンソン&ジョンソンのワクチンが日本で認められていないと思っていたため書類を持参せず、空港でのワクチン接種証明ができなかった。(これは完全に私の下調べ不足😂)




ドイツから日本への大まかな入国経路




すべての経路にてターキッシュエアラインズTurkish Airlines を利用

この時ロシアがウクライナに武力攻撃を始めた時期で、ルフトハンザLufthansaなどの航空会社はロシアの領土上を飛ぶことができず引き返したニュースも流れましたが、ターキッシュエアラインズは遅延などの問題なく日本に到着することができました。



2021年2月28日19時ごろ
ベルリン・ブランデンブルク国際空港(Berlin Brandenburg airport : BER)を出発

2022年3月1日深夜2時ごろ
トルコのイスタンブール(Istanbul AirPort)で乗り継ぎ

2022年3月1日19時ごろ
羽田空港に到着

2022年3月1日22時ごろ
コロナの検査、入国審査、検疫審査など諸々終了

2020値段3月1日23時ごろ
隔離用のホテルの部屋に到着


大体こんな感じです。



おそらく大勢の人が心配しているのが入国後のコロナ検査からホテル到着(もしくは空港からの解放)までの手続きなどの流れだと思うので、次の章で検査の手続きに必要だったものと、さらに次の章でその書類がどのように必要だったかを詳しく記述していきます。




日本入国の際の手続きのため用意して行ったもの



とりあえず下記のページの【日本入国時の検疫手続で必要な証明書等】(令和4年2月28日更新)の項目にあるものをアプリで登録+書類一式を白黒で印刷して持っていきました。

> 厚生労働省ウェブサイトへ



①出国前の72時間以内のPCR検査証明書
ドイツのベルリンの空港で荷物を預ける際に既に確認されました。

ウェブサイトには必要な項目さえ記入されていればどのような形式でも構わないと書かれていますが、実際にはトルコやベルリンのチェックインカウンターや搭乗ゲートでは日本形式のものを求められました。海外の方はそれを知らず持参していなかったためバトルが発生していたりしていたので、なるべく日本形式のものを持っていきましょう。


ちなみにベルリンのお勧めのPCR検査で日本書式に対応しているものはこちらのウェブサイトのものです。私は出発2日前の夜に検査を受け24時間以内で結果が出ました。しかも60ユーロ以下です。

https://coronatest.de/berlin/teststation-zoologischer-garten/

②検疫所が確保する宿泊施設での待機・誓約書
※一応インターネット上にある誓約書に記述したものを印刷して持っていったのですが、飛行機内でも同じものが配られ、(英語書書式も対応)実際の手続きでは持参していたものは使わず飛行機内で配られたものに手書きで記入したものを全て使用しました。
※ちなみにこの宿泊施設は予約等は一切する必要はなく施設を選ぶこともできません。すべての手続きが終了後に、目的地の詳しい情報等を告げられていない状態でバスに乗り、到着後やっと宿泊先がわかるといった感じです。




③スマートフォンの携行、必要なアプリの登録
mysosは必須です。

①と同じようにドイツのベルリンの空港で荷物を預ける際に既に確認されました。

スムーズにチェックインを行いたい方は空港に行く前にダウンロードしていく事をお勧めします。
多分みんな入っていると思いますが、Googleマップ入れておきましょう。

④質問票
こちらも②と同じように飛行機内で書類が配られました。

空港での手続きでは、飛行機内でこの書類に記入したものと、同じ質問にウェブ上で回答をして発行されたQRコードの両方が必要になりました。
空港に着いてからもウェブサイト上に登録しQRコードを発行することもできましたが、私は事前に発行しておいたQRコードを印刷して持っていったため、比較的スムーズに手続きを進めることができたのでお勧めです。

⑤ワクチン接種証明書
隔離期間なしで空港から解放されたい場合は必須です。

ジョンソン&ジョンソンも日本でのワクチン基準に当てはまります!
とりあえず今まで打ったワクチンの証明書を全て印刷して持っていきましょう!




ウェブサイト上ではMySOSのファストトラック機能は関西空港のみと記述されていますが、羽田空港にもファストトラックが使えると言うポスターが貼ってあったのでできる事は登録を済ませておくと良いかもしれません。

私は出国前にファストトラックの登録を済ませておきたかったのですが、なぜかワクチンの証明書が承認されず、結局赤い画面のままのステータス「現在確認中」で入国手続きとなりました。


最終的に問題なく入国できたので、mySOSは赤い画面のままでも特に心配はないと思います^^



飛行機を降りてから隔離施設のホテルに着くまでの流れ




※私はこの時メモなどはせず、全て記憶を頼りに書いているのでもし手続きの順番が前後していたらすみません…

※空港を出るまでにかなりの距離を歩きます。足腰を鍛えておきましょう😂

※この手続きの時にもらう書類やパスポートは何度も提示する必要があるので、クリアファイルなどに入れてすぐ出せるように手で持っておくと良いかもしれません。



到着の成田空港で飛行機を降りると通路に案内をしてくれるスタッフの人が立っています。

同じように「検査場」と書かれた赤い矢印の看板が立っているのでとりあえずその指示に従って空港のコロナテストの会場に向かいます。

※この時荷物の受け取り場とは反対に向かうことになります。

荷物の受け取りはすべてのコロナテストが終わり陰性判定を受けた後、入国検査を受けてからとなります。最終的にちゃんと荷物を受け取ることができるのでまずはコロナテストに集中しましょう。




会場につくとまずは質問表のQRコードがあるかないかを聞かれます。
ある人はそのまま次のステップに、ない人はその場で登録してQRコードを発行させられます。

なのであらかじめ登録して印刷しておくと便利。


1番最初の受付でQRコードをスキャンしてもらいパスポートも同じように確認してもらいます。

質問内容は覚えてませんが、いくつか滞在歴などの質問もあったと思います。


その後すぐに別のカウンターに通され、これから受けるコロナテストや入国審査で必要となる書類一式を貰います。



確か次のステップでは別のカウンターでコロナのワクチン接種に関する書類の確認作業をしてもらいます。

この時に同じようにパスポート等の書類を提出したり、ワクチン接種証明書の写し等が必要になります。


政府指定の隔離施設への移動が必要となる場合と判断された場合は、この時に目印として輪ゴムが付いた黄緑色のラミネート加工がされた細長い紙を腕につけられます。(この上は1番最後の移動のバスに乗った際に回収されます)






コロナテストの会場に向かいます。その途中でコロナの検査に必要なプラスチックの容器を受け取ります。

※この時すでに腕に紙の目印がついているかどうかで、もらう容器が変わっていたと思います。



コロナテストの会場では簡易的な区切りがされた場所で容器に書かれている印のところまで唾を溜める必要があります。
結構必要な唾液の量が多く、赤ちゃんとかがすごく泣いていて親御さんは大変そうでした…

必要な量の唾が溜まった人からサンプルを提出し書類にサンプル番号のシールを貼ってもらいます。



次はMySOS やGoogle マップなどのアプリが入っているかの確認となります。

椅子がたくさん並んでいる通路のような所に座って待ち、スタッフの人が確認に来てくれるまで待ちます。(ここはちょっと待ち時間が長かった気がします)

※このエリアのWi-Fiがすごく弱くアプリを開くのに時間がかかりました。スタッフの人が持ち運びのWi-Fiルーターを持っているので、それを使わせてもらってやっとアプリを開くことができました。

確認ができたらもう一度別の場所でmysosアプリがダウンロードされて正しく登録されているかの確認と、誓約書(飛行機で書いた手書きのもの)の提出を求められます。


※おそらくこの辺りで隔離施設での待機が必要ないと判断された人たちとは別行動になると思いますが、あまり意識せずに追っていたのでもしかしたら別の手続きの際にすでに別行動になってるかもしれません。



ここまで来たら後は待機所でコロナテストの結果を待ちます。

ここの待ち時間も結構長かったですが、自動販売機やWi-Fi、充電プラグがあったので比較的暇つぶしには困りませんでした。



コロナテストの結果がサンプル番号で呼ばれたらカウンターに行き、その次に案内されるエリアの場所でこれからの手続きに必要となる説明を受けます。

その時に紹介された担当のスタッフの方について行き入国審査や荷物の受け取りを行います。

※この後もまだ結構移動するので荷物が多い方はカートを使ってバスまで荷物を運ぶといいと思います。




入国審査や荷物の受け取りが終わったら関税で荷物チェックをされ飛行機の中で渡される細長い関税報告の紙を提出します。

荷物チェックが終わったらやっと空港の出口へ向かいます。専用のバスに向かうためここでも同じようにスタッフの方についていき、バスのトランクに荷物を積みバスの席で出発を待ちます。

※同じバスに振り分けられたグループの方に外国籍の人がいたそうで、ここで出発までかなり待ちました。


すべてのグループのメンバーが揃いやっとホテルに向かいます。この時に初めてこれから向かう隔離施設のホテルが品川方面である、と言う事だけ告げられました。



バスに揺られ品川駅のそばのホテルに到着!

この時も混雑を避けるため数人ずつバスから降り荷物を回収し、案内に従ってカウンターに座ります。
この時に隔離施設での決まり事やスケジュールなど詳しい説明を受け、そのことが書いてある書類と部屋のカードキーをもらい部屋に行きます。


すでに夜遅い時間でしたが、エレベーターの横にお弁当が置いてあったのでこれもいただいて部屋に向かいました。(久しぶりの日本食で部屋で感動しながら食べました)

複数人の部屋になることを覚悟していましたが、部屋は1人部屋で景色が良いとても快適なところです。


ホテルの到着時にもらった書類等に記載されているチャットなどを登録し無事に隔離生活を始めることができました。



◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆



後は隔離中、朝に健康状態の報告をチャットを通して行ったり、mysosアプリを通して行うビデオ通話を利用した撮影などを行い、3日目の朝に行うコロナテストで陰性判定が出れば無事隔離が終わります。

隔離終了後は再度羽田空港までバスでの送迎があるそうで、その後完全に解散となります。




以上が入国から待機施設えの移動までの詳しい流れとなります。
早く無事に陰性判定を受け取って2年ぶりの家族と無事に再会したいです😆

質問等がある場合はお気軽にコメント欄のほうに書いてくださいね!

ではではよい1日をお過ごし下さい~!




※この記事の内容はあくまで個人での経験に基づいた入国方法となりますので、詳しい情報などは各自しっかり下記の厚生労働省のwebサイトなどを確認してください。
> 厚生労働省ウェブサイトへ

当サイトは入国時に問題があったりした場合でも責任は負い兼ねます、ご注意ください



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  1. Hana より:

    はじめまして。
    ドイツから日本に一時帰国を計画中なので、こちらの記事がすごく参考になりました。
    私もPCR 検査をcoronatest.de で受けようと思っています。
    私が住んでいるのはベルリンではないので、最寄りの機関に直接質問をするつもりでいますが、参考の為に質問させて下さい。
    Asamiさんはベルリンを月曜日に出発したようですが、こちらの機関は週末に検査実施でも24-36時間で検査結果が出たということですよね?
    都会か田舎かでも変わってくるのかもしれませんが、私も月曜日ドイツ発の便で帰国を予定しているのでPCR検査の事が不安です。
    お時間のある時にお返事をいただけますと幸いです。

    1. Asami より:

      はじめまして、コメントありがとうございます!
      おそらく結果が出るまでの期間と言うのはどのcoronates.deでテストを受けたかによって違ってくると思うのですが、参考までに私のベルリンのテスト結果が出るまでの期間のタイムラインをお伝えすると、
      2月26日土曜日18時45分ごろにテスト(テスト自体は5分で終わります)
      2月27日日曜日(たしかですが) 15時ごろにテスト結果のPDFが添付されたメールが届きました。
      24時間以上かかると思っていたので、それよりも早くて驚いたのを覚えています。

      もし可能ならば事前に施設を訪れて、結果までどのぐらいかかるのか大体の時間を聞いてみるといいと思います。
      スタッフの人ならば自分の施設が「極端に早い」とか「ちょっと遅めかも」とかも把握してるかと思います^^

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