さっそくですがベルギーBelgiumの首都ブリュッセルBrusselsでぜひ利用して欲しい観光案内サービスがあります。
こちらは完全ボランティアで街の要所を案内してくれるフリーツアー。
その名も
ブリュッセル生まれブリュッセル育ちの地元民の方がボランティアで街の観光要所をガイドしてくれます。
観光ルートはこんな感じ。
ブリュッセルの街の観光要所は小さい範囲の中に密集しており徒歩で十分移動できます。
言語は英語ですが、はっきり聞き取りやすく話してくれます。
Facebookページは→こちら
Webサイトは→こちら
所要時間 : 2時間ほど
出発場所 : グラン=プラス
料金 : 無料
開始スケジュール : 毎日10:00, 11:00, 13:30, 16:00
予約も必要なし。
ボランティアの方がガイドをしてくれるので、金額は安いと言うか無料。
(終わりがけにチップを払うこともできます。)
参加は自由でいつ参加しても抜けても大丈夫。
私がついていったグループもいつの間にか大所帯になったり少なくなったりしていました。
ただ、たまにガイドさんが全員いますか?と確認していた場面もあったので、もしグループを抜ける際には一言告げてから抜けるようにしましょう。
長い距離を登り下りするので運動靴は必須。
水分補給もすぐにできるようにした方がいいかもしれません。
出発場所はブリュッセルの旧市街中心にあるグラン=プラス。
ここの広場をぶらぶらしてると、偶然こんな目立つ傘を持ったお姉さんに遭遇。
傘にはFree Tourの文字。
観光客っぽい人たちに何やらこの広場を案内しているようで、「え?無料のツアーなの?」と遠巻きから見ていると「どうぞどうぞ」、と声をかけられる。
ここからちゃっかり参加しツアースタート。
この記事では徒歩ツアーを一緒に回ってみた道のりや観光スポットを簡単にご紹介します。
旅行日時:2017.10.04
目次
グラン=プラスGrand Place(グランドプレイス)
まずはブリュッセルの旧市街の中心にあるグラン=プラスGrand Place
(英語表記だとGrand Placeとなりますが日本語表記だとなぜか”グランドプレイス”ではなく”グラン・プラス”となります。)
レミゼラブルの作者ヴィクトル・ユーゴーVictor Hugoが”世界で最も美しい広場”と謳ったことで有名。
この広場は市庁舎、ビール博物館、スタバなどに囲まれていて観光地の中心地にあることもあり多くの人が訪れます。
1998年にはユネスコ世界遺産に登録されたそう。
この広場の歴史は11世紀から始まっており、法律の布告、王位継承などまざまな儀式の一方、貴族の絞首刑も行われました。
毎年8月9日にはベルギー最古のお祭りと言われる「メイブームMeyboom」がこの広場を中心に開催され、ユネスコ無形世界遺産にも登録されているそのお祭りを見るために世界中から観光客が訪れます。
建物の装飾が金ぴかで格好いい。
VIVA’s FreeTour Brusselsの出発地でもあり、私は10:00出発のスケジュールでここからツアーに参加しました。
ちなみにこの広場、夜はそれぞれの建物がライトアップされるので暗くなってから来るのもオススメ。
グラン=プラス(グランドプレイス)広場にある建物を一通り紹介してもらい、小道を抜けてルートを進んで行きます。
小便小僧 Manneken Pis
世界三大がっかりの名に恥じないこじんまり感。笑
ガイドさんによるとオリジナルはその昔盗まれてしまったそうで今あるのはレプリカなんだそう。
タンタンのイラスト壁画 Tintin Comic Mural
ベルギーの有名なイラストレーター、エルジェHergéのイラストが街の一角の建物に大きく描かれています。
主人公の名前は”Tin Tin”。
日本語呼びだと”タンタン”らしい。
正直このツアーガイドさんが紹介してくれるまで私はその存在を知らなかったんですが、彼女によるとこのイラストレーターが一躍有名になったのは世界大戦の頃。
情報制限が厳しい時代でもナチス下で発行された新聞に記載されていた漫画のキャラクターとして、数少ない中起用されていたため有名になったそうです。
内容は割と政治的な背景を題材にしていたらしく、ベルギーがナチスの支配下に置かれている中ドイツを批判するような内容も含んでいたんだとか。
ここだけでなく、ブリュッセルの街にはこんな感じのTin Tinの壁画が点在しています。
フリットランドFritland
ベルギーのグルメでまず思い浮かぶのがワッフルだと思いますが、それと肩を並べるのが
日本語でポテトフライのことだそうです。
地元民であるツアーガイドさんイチオシのフライ屋さんがこちらのFritland。
なぜかというとブリュッセルのフライ屋さんはほとんど冷凍のジャガイモを使用しているそうなんですが、このFritlandはガイドさんが知ってるブリュセセルのフライ屋さんの中で唯一、生のジャガイモを使用しているお店なんだそう。
もりもりの3.00のユーロポテトフライに何種類かある中からオプションで0.50ユーロのソースをつけて食べるスタイル。
お客さんで混み合っているのでポテトは揚げたて、ホクホクのフライを楽しめました。
旧ブリュッセル証券取引所Brussels Stock Exchange
1801年にナポレオンの命令によって建てられた証券取引所。
装飾部分の彫刻にはあの「考える人」の彫刻で有名なオーギュスト・ロダンRodin Augusteも制作に加わっていたそう。
ガイドのお姉さんがペンライトを取り出して実際にロダンが制作をしたと言われている装飾部分を照らし見せてくれました。
なんでもロダンがフランスからベルギーに移住して初めて受け持った仕事なんだとか。
現在は展覧会の展示会場として使用されているそう。
オ メルヴェイユ ドゥ フレッドAux Merveilleux de Fred
地元ガイドさんオススメのグルメ店第二弾
こちらはパン屋なんですが、値段はお手頃なのに繊細な味がたまらない私もお気に入りのお店です。
↓は1.35のメレンゲケーキなんですが、、、
生クリーム&メレンゲのふわふわとした食感と表面に散らされた甘すぎないチョコレートの組み合わせが最高。
フランスが近いのも理由の一つかと思いますが、味のクオリティーはマジで高い&コスパ最強です。
小便少女Jeanneke-Pis
衝撃の像の前にやってきました。
それがこちら
「皆さん知ってましたか?実は小便小僧にはガールフレンドがいたんですよ!」と楽しそうに話すガイドさん(笑)
↑盗難防止のため小便少女は柵に覆われています
実際にはガールフレンドではなく兄妹のような関係だそうなんですが、小便小僧に人気が出たためそれに便乗して設置されたそう。
少し長くなってしまったのでフリーツアーは後半の記事↓へ続く
2000種類以上のベルギービールが楽しめるバーや、ブリュッセル市内を見渡せる素敵な観光スポットをご紹介します♪
↓こちらではブリュッセルでカウチサーフィングのサービスを利用し、無料で地元の方のお家に泊めさせてもらったブログをまとめています。ぜひ覗いてみてください。