突然ですが今月、
モロッコはまだまだ日本人からしたらそんなにポピュラーではない印象。
ネットやブログに書かれている情報もかなり少ないのが現状です。
そこで
を綴っていきます。
ちなみに今回はフェズ(Fes)からメルズーガ(Merzouga)、メルズーガからマラケシュ(Marrakesh)の経路を3日間かけて周遊
フェズ発マラケシュ着の大まかなスケジュール&モデルコースは以下
上記の旅程でかかった一人分の金額はトータル1008モロッコディルハムでした。
日本円で約1万円ちょい(2019年3月時点)
内訳はこんな感じ
休憩用ホテル 83dh
↑の朝食オプション 25dh
砂漠ツアー+メルズーガ発マラケシュ着の移動費 700dh
旅行日時: 2019.03.01 – 2019.03.03
周遊ルート
この周遊ルートのミソは
と言う点。
というのも
フェズ発→メルズーガ着(サハラ砂漠)、メルズーガ発(サハラ砂漠)→マラケシュ着の間はバスがあるため自力で移動することも可能だが、本数が数ないためスケジュールのコントロールが難しい
のがデメリット。
今回のルートでは
ことで「なるべく移動にかかる体力と時間のロスを減らし、短期間で効率よく周遊する」ことに挑戦しました。
もしフェズ発マラケシュ着のツアー&ルート探しで同じようなことで悩んでいる方がいたら下記のモデルコースを参考にしていただければと思います。
ここでサハラ砂漠ツアー+マラケシュまでの移動を700dhで引き受けてくれたのが
Sabaku Toursのオマールさん
フェイスブックを通じて
「メルズーガでの砂漠ツアーとマラケシュまでの移動をお願いしたい」
と言う内容のメッセージをツアーの希望日の二日前に連絡を入れたのですが、
通常ならばwebサイトにも記載されていないプランですし、砂漠への出発直前だったのでダメ元だったのですが快く引き受けてくれました。
メッセージも日本語で対応してくれます。
Facebookページはこちら↓
https://www.facebook.com/SabakuTours.Ltd/
フェズからメルズーガへ
08:30pm
フェズのSupratoursというバス会社の夜行バスを使って約10時間かけてメルズーガに向かいます。
予約は出発前日に現地オフィスで行ったのですが、運良く3人分の座席を確保できました。
※ここでもらうチケットを当日忘れないように注意
チケット予約&バスの発車場所のSupratoursのオフィスはここ
ちなみに現地で知り合った日本人の人に聞いてみたところ、このバスのチケットはオンラインでは予約できないそう。
その方達はホテルのフロントの人が電話で予約してくれたと言っていたので、泊まるホテルによってはそのようなサービスがあるところもあると思います。
まだ夜も浅い時間だったから話し声がするのも仕方ないと思っていたけど、深夜になっても大声で電話する人がいたり運転手が音楽を聞いていたり、、、。
その点についてはあまり期待しない方がいいと思います。笑
心配な人は耳栓を持っていたり、イヤホンで音楽を聴いたりして気を紛らわしましょう。
06:30am
さて、まだ真っ暗ですごく寒い中メルズーガ中心地に降ろされます。
場所はだいたいこの辺↓
ここで誤算だったのが
スタバとかカフェ、マクドナルドやバスの停留所のような早朝でも開いている場所があると思っていたのですが、電気がついている家ですら見つからない状態です。
同じバスに乗ってきた他の観光客たちはおそらく予約してあったツアーやホテルの送迎があったようで、みんなその場からいなくなってしまいました。
3人でどうしようと途方に暮れていると、おそらく私たちのような観光客を出迎えるために待っていたであろう男性が声をかけてきました。
一人100ディルハムで部屋を貸し出せるよ。
シャワーもあるし有料で朝ごはんも出せるよ。
ここから歩いて5分だよ。
とのこと
怪しいような気がしましたが、「とにかくどこか暖かい場所で休憩したい」と言う気持ちが勝り
「3人いるんだから安くしてよ」と値段交渉をしてみたら3人で250ディルハム(1人83ディルハム)でオッケーだそう。
おそるおそるその男性についていくと、(どう考えても10分ぐらい歩かされましたが)しっかりとしたホテルの一室に案内されました。
そのホテルの名前はAUBERGE CAMPING LA LIBERTE
部屋の中はちゃんと外気が入らないようになっていたので温かいし、夜行バスの車内泊のため浴びられなかったシャワーもお湯で浴びることができたので大満足です。
この時点でSabaku Toursのオマールさんに現在自分たちがAUBERGE CAMPING LA LIBERTEというホテルに入ることをフェイスブックのメッセージで伝え、数時間仮眠。
仮眠後はオプションで簡単なホテルの朝食。
とても良いというわけではありませんが悪くもなくお腹も満たせていい感じ。
朝ごはんを食べているとSabaku Toursツアーのオマールさんからホテルのフロントに電話がかかってきました。
私たちの砂漠ツアーは別のホテルか出発するということで、そのホテルまでの送迎の車をAUBERGE CAMPING LA LIBERTEに向かわせてくれるとのこと。
ここで私がなけなしの英語力を使って何時頃落ち合うかと英語でオマールさんと通話。
だいたい14時ぐらいに到着してもらうように電話で伝えました。
「砂漠ツアー+移動費の支払いはその車のドライバーに渡してください。」とのこと。
オマール氏、文字では日本語でやりとりするけど電話では英語のみの模様。
準備を済ませてフロントで3人分の休憩代と朝食代を支払った頃にドライバーが到着。
先ほどのホテルから車で10分くらい走ったところで、砂漠ツアーの出発地Hôtel Nasser Palaceというホテルに到着。
こちらでもホテルの人とオマールさんが裏で連絡をとってくれていたらしく、砂漠ツアーはだいたい16時頃出発と告げられました。
それまで砂漠宿泊のための準備をしがてら少し休憩。
ちなみに砂漠ツアーに必要ない荷物はこちらのホテルで預かっておいてくれます。
メルズーガ散策
砂漠ツアーのための大きい水のペットボトルがなかったのでメルズーガにあるお店まで買いに行こうということになりました。(ホテルのお水は少し高かったため)
メルズーガの市街地には何があるの?
と疑問に思う方がたくさんいると思いますが、
少しだけ下記のエリアにお土産屋さんや売店が集まっているところがありました。
ここの売店で売られていた大きいサイズの水のペットボトルは7ディルハム。
ちなみに夜行バスで降ろされたところのエリアも日中だったらちらほら売店があります。
ラクダで砂漠へ移動
04:00pm
砂漠ツアー出発の時間になりました。
てっきり他の旅行客と一緒に行くものだと思っていたのですが、なんと砂漠へ向かうラクダ一行は私たち3人のみ。
もしかして砂漠ツアー代+マラケシュへの移動費700ディルハムって結構お高いプランだったのかな?
と思いつつ友人達とのプライベートラクダライドをエンジョイ。
砂漠でしか取れないような記念撮影をたくさん楽しんだ後は、宿泊施設で他の団体客と一緒に晩御飯を食べたり音楽を楽しみました。
ツアー代に含まれているディナーはおなじみのタジン鍋
その後サハラ砂漠に寝っ転がって観た満天の星空は最高。
砂漠に行った方はぜひ見てくださいね!
そして驚いたことに水洗トイレがありました。(朝方には詰まってた)
夜は3人で1つのテントをあてがわれ、就寝。
翌日はサハラ砂漠で日の出を見るために早朝にテントを出発。
再度3人のみのプライベートのラクダライドを経て、朝日を堪能しました。
ホテルに戻った後はわりと豪華なホテルの朝食を楽しみます。(料金は砂漠ツアー込み)
ここで食べた杏のジャムはかなり格別。商品化されていたら買ってしまうぐらい美味しかったです。
朝食後荷物をまとめのんびりしていると、オマールさんがホテルに連絡をとってくれたそうで、もうすぐツアーバスが到着するよと教えてくれました。
Sabaku Tours、とにかく連絡がマメでホテルとの連携がすごい。
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メルズーガからマラケシュへ
しばらくするとマラケシュから来たであろう一行のツアーのミニバスが来て、そこに加えてもらいます。
このバスの乗り心地は正直言ってあまり良くなく、
椅子の背もたれが垂直に近く酔いやすい。(椅子の前後の幅が狭く椅子を倒せない)
同行者の車内での音楽がうるさい(注意したら静かにしてくれた)
山を上り下りするためくねくねした道が続き舗装も良くないので
数回のトイレ休憩・お昼休憩(砂漠ツアーと料金別)を挟んで車で移動すること12時間ほど。
夜の10時近くにようやくマラケシュの中心地のArset El Bilkという交差点に到着しました。
そこからタクシーを拾って走る事5分ほど、無事にその日の宿に到着。
運賃は15ディルハムくらい。
ちなみにそこから3日間宿泊した宿はRiad lalla khiti
お部屋や建物の装飾も可愛くて忘れられない女子旅になること間違いなし
お湯も問題なく出る&エアコン付きでロケーションもよくオススメです♪
予約は↓こちらのBooking.comから行いました。
Booking.com
そして翌日からはマラケシュの滞在を楽しみましたとさ。
以上がフェズ発からマラケシュ着の間にメルズーガでの砂漠ツアーを経て周遊するモデルコースをまとめたブログでした。
アフリカだから、とかなり身構えていきましたが治安などはそこまで悪くない印象。
みんなフレンドリーで人懐っこい性格です。
強いていえば会って一言めに「チャイニーズ?」と言われまくるのが不快だったくらい笑
スリやひったくりなどにも警戒していたおかげか事件事故に巻き込まれるようなことは無く無事に帰国。
※ただし治安は悪くないと言っても日本ではないので身の回りのものには常に注意しましょう。
質問や、何か現地で変わったことを経験された方がいたらお気軽にコメントしてください♪
ではではモロッコ特別編ブログは以上!
良い旅を〜〜〜
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