こちらの記事では前回に引き続きユトレヒトでの町歩き後半編を綴っていきます。
前回の記事はこちら↓ よければ合わせてご覧ください。
目次
地元民も利用するショッピングストリートTwijnstraat
前回最後に訪れたハンバーガーショップから旧市街の中心部へ向けて北上していきます。
その時に通るのがこのTwijnstraat
どちらかというと地元民向けのお買い物通りといったところでしょうか。
雑貨屋さんや食品店など日々の暮らしに必要なものが買える通りです。後で紹介するOudegrachtやStadhuisbrugよりは落ち着いた印象。色々なお店があってのんびりぶらぶらするのにおすすめです。
ユトレヒトのシンボルドム塔 Domtoren
旧市街の中心地にあるのがこのドム塔(Dom Tower)。町の中では一番背が高い建物なのでどこからでも簡単に見つけられると思います。
中世には教会として使用されていたそうで、600年以上の歴史を持つフランスゴシック様式の建築。
実はこのドム塔、隣にある↓の建物と繋がった一つの建物だったそうなのですが、、、
By Steven van Lamsweerde – This file was derived from: Dom voor storm.jpg: , Public Domain, Link
1674年の嵐によって聖堂の回廊部分が大崩壊!
二つの建物に分断されてしまったそう。
どんだけ強い嵐だったんやろうか(・・;)
今では聖堂があったところは広場の一部になっています。
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さて、ドム塔の内部はチケットを購入して入場することができます。
時間ごとに案内係りのお姉さんが紹介してくれるツアーガイド付き。
しかもオランダ語と英語両方を話してくれました。
ありがたや!
チケットは近くの観光案内所(VVV Utrecht)で購入することができます。購入する際に次のツアーが何時に始まるかスタッフの人に確認しておくと良いでしょう。
観光案内所の中にはお土産も販売していますので情報収集がてらちょっとした時間つぶしもできます。
ちなみにツアーの集合場所もこの観光案内所の内部。
この時は運良くチケットを購入してすぐツアーが始まりました。
お客さんは自分たちを含めてだいたい10人くらい。
海外からのお客さんが居た場合、この時英語でのガイドも必要かどうか確認してくれます。
お姉さんに続いてぞろぞろと塔の内部に入っていきます。
各所各所でお姉さんが塔の歴史などを説明してくれます。英語も結構ゆっくり話してくれるので聞き取りやすかった印象。
内部では歴史を感じるレンガ造りの階段や、
こちらはいくつもの大きな鐘が吊られた鐘の部屋。その数50個
実際に、毎週日曜日にこれらの鐘が一斉に鳴らされるそう。
「もちろん今は鳴らしませんよ!鼓膜が破れるので笑」とスタッフのお姉さん。
鐘のサイズは小さいものから大きいものまで様々。中には重さ8トンになる巨大なものも。
465段もの階段を息切れしながら上がって行くと最後に112メートルの塔のてっぺんからユトレヒトの町を一望することができます。
完璧に英語のガイドを理解することはできなかったけど、歴史ある建造物の内部を見て周ることができて大満足
ガイドの所要時間は大体一時間ほどとボリューミー。
入場料
大人:€ 9
子供(4 – 12歳):€ 5
学生/65歳以上/国際学生証: € 7,50
営業時間
日曜 & 月曜: 正午 – 5 pm
火曜 – 土曜: 10 am – 5 pm
知られざる穴場、地下にあるドム塔記念館DOMunter
ドム塔前の広場なんですが、目立たなすぎて通り越してしまいそうな入り口のドム塔記念館(DOMunter)があります。
ちょっと入りづらいですが入場無料なのでずんずん降りて行って大丈夫。(・・)b
嵐でドム塔の聖堂が崩壊したことは前述しまいたが、その際一緒に埋没してしまったドム塔の地下の一部を見ることができます。
入り口にはこんな銃のような形をした音声ガイドの端末が並べられています。
残念ながら日本語バージョンはないので英語の端末を装着。
展示物の中のいたるところに小さなライトのついた信号機が設置されていますので、それに向かって端末を構えボタンを押すとその展示物に関する音声ガイドが流れます。
謎にハイテク
暗いブースの中を小さな信号機を探しながら進むのはゲームみたいで楽しかったです。
そんなに広くないので短時間で見学可能なんですが、開放時間は10:30 – 16:30(月曜定休)と少し短めなので注意しましょう。
ドム教会 Domkerk
先ほどのドム塔てっぺんから見下ろすと、すぐ隣に塔から分断されてしまった教会が見えます。
教会内部の見学もちろん無料。
海外の教会は誰でも気軽に一休みできる場所なのでおすすめです。
私は教会を見つけたら必ずと言っていいほど立ち寄ります。
カフェが併設された綺麗な中庭があり、中庭を眺めながら一休みするのもおすすめ♪
旧市街お買い物ストリート
オランダらしい風景のショッピング街です。
みんなが知ってるような有名ブランドや、本屋、可愛らしい雑貨屋さん、お菓子屋さん、カフェ・レストランなど、ぶらぶら歩いているだけでも楽しめます。
最初に紹介したTwijnstraatよりも観光客で賑わっている印象。
オランダ人のヘーリット・トーマス・リートフェルトがデザインしたレッド アンド ブルーチェア(巨大バージョン)は人気のフォトスポット
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旧市街のストリートにもオランダ人の友人Gのおすすめレストランがあります。
それがここRabarber
この日の晩御飯はこちらでいただきました。
カジュアルなバーで朝食やブランチ、ランチといった、比較的にライトな料理がいつでも食べられます。
パノラマで撮影した店内はこんな感じ。地元の人に人気で混んでいる時は待っている人もちらほら見かけました。
メニューはこんな感じ。割とリーズナブルな価格帯です。
でも地元民ばかりがいる海外のローカルなお店に入るのは勇気いるよね、とGに言ったところ
そんなことないわ、私は美味しいものを食べたいし自分自身をもてなすのが好きだから、異国でも気になったお店にはどんどん一人で入るわよ、と。
か、かっこい~~~!!!
と言うわけでここのレストランは結構美味しかったので、後日オランダを発つ前に一人で再度入店しました。
メニューは英語のものもあり旅行者にはありがたいです。
このときはGに任せて適当に頼んでもらい、お酒もちょっと飲みたいねということでシャンパンも注文。
出てきたのは茹でた白身魚とほうれん草、ネギ、ゆで卵のチーズ乗せに雑穀パンが添えてあり、自分でサンドイッチを作って食べる料理です。値段は6.5ユーロ
これに少し甘味のあるシャンパンが合ってと〜〜〜っても美味しかったです。
この数年間どうしてた~?とか今付き合ってる人はどんな感じなの~?とか、美味しいお酒と食べ物で女子トークに花が咲きました。
さて、次回は再び番外編と称してドイツのデュッセルドルでスタムティッシュと呼ばれる飲み会に参加した記事について綴りたいと思います。
もちろん100%初対面の人たち。
そこでラッキーなことにタンデムパートナーと呼ばれる言語のドイツ人の学習相手をゲットしました!
よければご覧ください♪