旅行日時:2017.10.01
オランダユトレヒト 1日目
この日は町の観光をメインにホストフレンドのオランダ人Gと町を散策。(以下友人G)
友人Gは数年前に初めて利用したCouchsurfingで出会った私より少し年上の女性です。
(なお、Couchsurfingの記事につてはこちらを参照してください)
友人Gはユトレヒトに住んでいるのにあまり町の観光をしたことがないそうで、丁度いい機会だからと一緒にガイドをしながら街歩きしてくれました。
まわった町のポイントはこんな感じ
目次
ちょっとした休憩に最適なフリーラウンジ
ところで、観光のまえにぜひ寄って欲しいのがこちらのStayokay Utrecht Center(ステイオーケー ユトレヒト セントラル)
建物自体はホテルなんですが、二階はカフェになっています。
友人Gによると食べ物を注文したり、ホテルの利用客でなくても居座っていいフリースペースのような感じで彼女もたまに訪れるそう。
嬉しいことに至るところに設置された電源プラグで充電可能、フリーwifiも完備しているので観光の計画も立てられますね。
カフェバーカウンターもあるので、小腹が空いた時には軽い食べ物やビールまで注文できます。
遅くまで空いているので夜行バスまでの時間つぶしに最適。
駅から徒歩10分弱、旧市街のすぐそばとアクセスもいいので、普通にホテルとして宿泊するのもあり。
バックパッカー用にドミトリーもありますし、ミッフィーで可愛く飾られた個室のお部屋は家族連れにお勧めです。
レンタルサイクルのサービスがあり、ロッカーも1日2ユーロで利用可能。
そして、ここのカフェの一角にはユトレヒトの町の観光ガイドも設置されています。
その他にはサイクリングで行ける距離の古城特集が記載されたガイドブックも。
小さな町でそんなに観光の所要時間も長くないので、こちらに着いてひと休みしながら旅のスケジュールを立てるのもありですね♪
世界でたった一つのミッフィー信号機
ちなみに、ユトレヒトには信号機の絵柄がミッフィーver.の信号機なるものがあります。
場所はさっきのStayokay Utrecht Centerから駅に向かって4分ほど歩いた丁度ここ↓
目印はレインボーカラーの横断歩道です。
かわいい!
ミッフィー誕生の歴史に触れる
そう、ユトレヒトはみんな知ってるあのうさぎのキャラクター、ミッフィーの作者であるディック・ブルーナが住んでいた町です。
まず訪れたのはミッフィーミュージアム
正式名称はnijntje museum(ナインチェミュージアム)
実はオランダでは「ミッフィー」ではなく「nijntje(ナインチェ)」という名前で呼ばれているそうで、こっちが最初にブルーナがつけた正しい名前なんだそう。
「でもそう呼んでるのは私たちだけで、世界中で使われてるミッフィーって名前がどこから出てきたのか本当になぞなんだよね。」と友人Gがつぶやいていました笑
残念ながら、ちょうど訪問したこの年2017年の2月に亡くなってしまったそうで、生前だったらブルーナが自転車で自宅からアトリエに向かう姿が見れたそうですよ^^
ミュージアムは道路を挟んで2つのブースに分かれています。
ひとつは子供向けに作られたミッフィーの世界観を模した遊びスペース。
→nijntje museum
こっちが一般的にミッフィーミュージアムと呼ばれています。
もうひとつは作者であるブルーナに関する展示や、その他ユトレヒトにゆかりの美術作品が展示されている美術館です。
→Centraal museum
片方だけの入場か、両方とも入場するかを選ぶことができ、それによってチケットの値段が変わります。
私は迷わず両方の入場券を購入。
nijntje museumとCentraal museumのチケットは共通してCentraal museum(入り口にミッフィー人形が置いてない方)の一階で購入できます。
なのでまずはこっち側に入ってください。
ちなみに地下には荷物を預ける鍵付きロッカーがありますので、手荷物などは預けてしまいましょう。
nijntje museum (ナインチェ美術館)
nijntje museum(ナインチェ美術館)
ミッフィーの世界観を使った遊びスペースです。
結構いろいろな種類の遊具があり、至るところにミッフィーのキャラクター達がいます。
可愛らしい世界観に子供達は大興奮
子供向けと書きましたが、カラフルでメリハリのあるイラストがふんだんに使われている空間は大人でも楽しめます。
親子で訪れる方にはすごくおすすめ。
中には同じくオランダ出身のモンドリアンの作品をブルーナがミッフィーとコラボさせたイラストの巨大バージョンがありました。
ミッフィーと一緒にモンドリアンの作品を見れて満足^^
Centraal museum(セントラール美術館)
ミッフィーのブースを見終わると入り口に戻ってくるので、そこから向かい側の建物のCentraal museumに移動します。
入り口でもう一つのチケットを使用していざ入場
Centraal museum(セントラール美術館)
ユトレヒトにゆかりのある作品を中心にオランダの美術関係のものが展示されている美術館です。
私、一応美大出身なんですが海外にきたら必ずと言っていいほど美術館を訪れます。
作品はもちろん、展示の仕方や建物自体が日本と違ってたりしてすごく勉強になるんですよね〜。
個人的にもオランダ美術はかっこよくてシンプルでお気に入り。
デザイナーや美術系の方々にはインプットのためにもぜひ活用して欲しいです!
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さっきまでとはだいぶ雰囲気が変わって今度は空間を大胆に使った展示スペース。
あ、大学の講義で出てきた椅子!
なぜかレゴでできてる、、、
建物の建築自体もかっこいい。
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案内に従って進んでいくと、最上階にはブルーナが使用していたアトリエの復元がありました。
なんとブルーナ本人が使用していた実物の仕事道具の数々を見ることができます。
これらの道具からあのミッフィーが生み出されていたと考えるとなんだか感動。
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展示ブースの最後にはミュージアムショップがあります。
ブルーナが制作した可愛らしいポストカードもたくさんあり、お土産におすすめです。
私も数枚購入して部屋に飾りましたがとにかく存在感が強くてかっこいい。いい感じ~~!
日本では滅多に食べれない?羊肉バーガー
2つのミュージアムを見終わったところで少し早めのお昼ご飯
ちょっとガッツリ目なのが食べたいな~と友人Gに言ったところ教えてくれたのがMeneer Smakers
ハンバーガーのパティを牛や豚などの数種類のお肉から選べます。
羊肉パティもあり!
羊肉って食べたことないんだよね〜と言ったら友人Gにまじか、美味しいから食べてみて!と驚かれました笑
その場で腕に刺青の入った、いかにもバーガー売ってそうなヒゲモジャでスキンヘッドのイカついおっちゃんがパティを焼いてくれます。
席で待ってると奥のカウンターからできたよ~と呼びかけが。
ん~良い匂い~
羊肉、全然クセが強くなくて美味しかったです。ボリュームも満点!
ヨーロッパでは羊肉や羊のチーズはごく普通に食べられているんですが、日本ではあまり食べられないですよね。新たなグルメにトライしてみたい方、ぜひどうでしょう?
少し長くなってしまったのでユトレイト観光後半は次回の記事に続く